新発10年国債 2009 12 26
私は、どんなに忙しくても、
必ず、毎晩、円ドル、円ユーロ、
日経平均株価、SPDRゴールド、WTI(原油)、CRB(商品指数)、
新発10年国債などの指数を見ています。
これは、このサイトで、随時、
経済についてコメントを掲載している以上、
市場を見ながら判断しないと、
コメント自体が空理空論になる恐れがあるからです。
こうした日課は、
経済についてコメントを書く人の最低限の義務だと思っています。
同時に、これは、私なりの「市場との対話」のつもりです。
さて、今日は、新発10年国債について書きましょう。
これは、どこで見ることができるか。
ゴールデン・チャート社のGC OPTICASTで見ることができます。
コード番号160です。
一般の人には、
日足チャートといった短期の話をしても、
あまり変化が少ないので、長期の話をしましょう。
月足チャートを見てみましょう。
グラフ上では、2006年4月の2.000を底値にして右肩上がりとなっています。
2007年6月の1.985、2008年6月の1.895、2009年6月の1.560となっています。
下値が切り上がっていくチャートです。
昨日は、1.270です。
このように、国債は安定的に推移していますが、
日経平均株価は、この間、まるで遊園地のジェットコースターのように上下しています。
さて、話が長くなりましたが、
何が言いたいのかというと、現時点では、
日本の国債は、世界で一番格付けが高くてもよいということです。
朝は眠いですが、
少し早く起きてニューヨーク市場の動向を見ます。